ルーレット

karuki10132005-10-31

昨日はもっと文章を書こうと思っていたのだが、
急用により地元を駆けずり回る羽目になった。
ふいい、疲れたぜ。






以下、そんなつもりじゃなかったのに暗くなった日記。
最近こんなのでごめん。




久しぶりの学校。
そして今週は創立記念日で木曜から休み。
休みは嬉しいはずなんだけどな、
最近家に居たくないから、
学校で勉強したいんだけどな、
どうしようか、誰か誘って行けるかな、
まあ一人でも良いけど、
ううむ、迷う。
もうすぐ推薦入試でほとんどの人が決まるから、
一緒に勉強してくれる人が減っていくのだ。
寂しいことだ。
(私は一般しか試験がない。)
私は一人が好きだが、放っておかれるのは嫌だ。
四六時中べったりされたくは無いが、
構ってもらえないと不安になる。


今日は、いつもへらへらしている男友達の本音が聞けた。
彼は温和で好かれやすい人物なのだが、
感情が不安定なのは知っていた。
何かあるんだろうな、と思いつつも介入するべきでは無いので、
こうやって自然に話してくれるのを、
私はどこかで待っていたようだ。
彼の語り方は軽妙で冗談を交じえたものだったが
(いつもの事だ)、
内容は暴力的で自嘲的で、
暗に救いを求めているようだが、
誰が何をできるわけでも無い事で、
そうか、私とこいつは似た者同士だったんだ、
と気付いた次第である。
こうやって薄っぺらな関係の私に毒を見せるとうい事は、
彼は相当切羽詰まっているという事で、
日曜日くらいに誰か殺さないかどうか心配だ。
彼の感情の方向は安易に予想できる。
私と似ているから。
もっと話を聞いてやりたいのだが、
そうすると私の感情と相乗してしまって、
互いに悪い方向にしか行かない気がするので、
私は代わりの救済者を探してやる事しかできないだろう。
それに、彼には私の心配をして欲しくない。
少々私の狂気に気付いている風だが、
私は彼の前では道化でありたい。
彼はとてもいいひとだから。


ところで彼は、暴力を物に向けることができるのだが、
(男の子は一般にそうなのだろうか)
私にはできない。
何が原因かはわからないが、
物には感情があるという変な信仰を私は持っていて、
例えばそれを壊した時は責められている感じがするし、
古い物には全てを見透かされている気がする。
1年かけて大事に使い切ったペンは、
友人のようになってしまい、インクが出ないのに捨てられない。
だから、ドアを蹴れば「痛い」と叫びが聞こえてきそうで、
物にあたるという事は絶対できない。
…いや、それって別に良い事なんだけどね。
代わりに暴力が私に行くから困る。
何とか対処方法を探し出してやる。


と書いたところでMDを聴こうとしたら、
なぜか読み込まない、変な音がする、ああ壊したか。
物を大事にはしたいが、いつも壊してしまう。
私が触れたものは全て壊れて行く。
所詮そういう子なのか私は。