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karuki10132006-12-31

晦日なのにバイト。年末年始は親が言わない限りどこへも行きたくないし、連れに会う必要もさほどなくて、どうせならとカウンターに立つことにしたのだ。
年齢を重ねるごとに、今年が終わり、来年がくるんだなという感慨がなくなってしまった風に思う。自分の誕生日すら粗雑に扱い、その日がくるのを楽しみに出来なくなって、可愛くない子になってしまったと思う。いや、もう大人かな。でも、大人こそ、年の変わり目に思うことがあるはずなんだ。特に欲しいものなどなくて、特に欠けているものもない。寂しいわけでもないけどただぼんやりしている、そんな自分が悪いとか嫌だとか、というよりは何も思わなくて、思ったとおりの明日がくればいいと思うだけだ。思ったとおりの明日とは、日が昇ってまた沈むだけのことである。