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昨夜は気分が落ち着いていたので、何となく電話をしてみる。今までにないほど、互いに感じていたことを正直に話し合った。君を憎いと思ったし何よりさびしかったよって。そして、彼があたしを嫌ってもこわがってもいないこと、そして心配してくれていたことがわかった。心底安心した。
「もし病気が治ったら」、と例え話を持ち出そうとしてきたから、完治っつっても明確な判断基準がないことを説明し、セリフを切らせる。何を言おうとしたんだろう。大体わかるけど。このままでいて、縁があるなら自然と会いたくなるだろうし、他の人との縁がまた組まれることになればそれでいいよね。とりあえず今は距離とって、自分勝手に生きよう。向こうはともかく、あたし自身はそう判断してオヤスミを言った。
ところでおとんの調子が悪くなってきた。多分あたしのせい。うつは治るけど、治りきらないんだよね……。まあ偉大なおかんがフォローしてくれるから余り心配してない。もう少し適当に生きててもあんたの娘は別に困らないよ、もうすぐハタチなんだからさ。
23:15