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karuki10132007-09-11

突然フェルトでマスコットを作りだしたり、ミサンガを編みだしたりするのは、そう珍しい事じゃない。あたしは小学生のころから簡単な手芸が好きで、たいていの材料はベッドの下の引き出しに入っている。気付けばヒヨコを四匹とネコを一匹、ミサンガを一本この二日のうちに作っていた。作りかけのミサンガがもう一本あり、多分今晩に仕上げると思う。
今は何を思ったのか、元彼さんとよく来ていたスタバに居座っている。二ヶ月ぶりになるので、店員さんも多少入れ代わっているみたいだ。けれど間違えて大きいサイズのカプチーノをくれた、ヒゲがかっこいい兄ちゃんはまだ居てくれた。少し安心。
隣では大学生の男女が勉強中、女性の方がへこたれて悲鳴をあげている。男性の方がよくできるらしく、参考書の図を突き付けて彼女をいじめている。すると新しく男性が二人来て、試験の情報を交わしだした。人数が増えるとその分勉強意欲なんか削がれるだろうに、案の定、一人がベースマガジンを開きだしてぐだってしまった。しばらくしてもうええやん、遊びに行こか!との声が。勉強は一人か二人でやるものだね。
もうすぐあたしも学校が始まる。明日成績発表で、履修変更期間になるから、相棒と電話しながら相談しようっと。会いたい人がたくさん居る。みんなこの夏は何してたのかな?話したいことも聞きたいことも溢れて止まらない。もちろん、一番言葉を交わしたいのは、二ヶ月前まで一緒にコーヒーを飲んでいた彼だけど。タンブラーを持つ綺麗な長い指はすぐに思い出せる。
元気かな。