負けん気

高校最後の授業だった。
明日、明後日が期末考査で、卒業式予行まで一ヶ月間休みになる。




一時間目、犬と子供とロックンロールが好きなハゲの英語の先生に、英語でがんばって書いた手紙を送る。内容を要約すると「もうひとりのヒゲの英語の先生と仲良くしてください」。
二時間目、古典、寝る。
三時間目、日本史。板書が間違っているのに気づいたので、大声で五回くらい「せんせぇーー!せんせぇーーー!」と叫んだのに気づいてくれない。泣きそうになりながらもう一回言ってなんとか振り向いてくれる。悲しかったので、本日提出のノートに「先生酷い」と書いておく。
四時間目、現文。寝てたら怒られる。


ちなみに、ストーブの灯油が切れていてしにそうになった。教室内でマフラーを巻いていた。