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レポート終わってねぇとは思いながらドラムを叩いて一時間。オープンハイハットができるようになりました。ほら、あのすっちゃーらっ!てやつ。それをドラム歴五年の奴に報告すると、「まだできてへんかったんかい」というような目で見られたけど、別に気にしてなんかいないよ。別に。
ファストフードについてのレポート課題があり、シュローサー氏の本を五限後に読む。牛の解体工場のくだりがなんとも気持ち悪くて、ハンバーガーが作られるまでの工程を意識するといたたまれなくなってしまったのだが、敢えて帰りに食べてみることにした。牛は無理だったからマックチキンを。そして、新人らしい若い男の子が馬鹿丁寧にオーダーを取り、キッチンの兄ちゃんが慣れた手つきでレタスと肉を挟み、紙に包んで軽やかに滑らせる様子をぼんやり見ていると、一体どこに危険があるのだろうと思ってしまった。店は明るいし、清潔そうだし、マックチキン実際おいしいし。なるほど、私もなんだかんだでアメリカ産の味に慣らされてしまった現代っ子なのだなあ、と実感してしまった。