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karuki10132007-07-25

Sさん宅からの帰り。通勤とかぶってしまい、そう急ぐこともないからわざと普通電車に乗っている。
昨日は彼の買い物に付き合い、あたしはビーサンくらいしか必要なものがなかったものの、ワンピースとキャップを購入してしまった。泊まるつもりもなかったのに、結局また流されてしまって、部屋の片付けを手伝いながらぐだぐだ。いきなり「キンパにしたい」と言うから、ブリーチ買ってやってあげた。元々彫りが深くて外人顔だから、似合うことこの上ない。そして晩酌してぐだぐだ。
昼からバイトだったから、もう少し遅く出ても大丈夫だったけど、七時くらいに親友から電話がくる。……犬がとうとう死んだ、とのこと。十八年間の生涯を、ほとんど苦しまずに眠ったという。彼女とこの犬とはかなり親密な関係で、あたしはしょっちゅう散歩に同伴した。一年前から寝たきりの状態で、発作を起こしては奇跡的に助かるというのを繰り返していた。あたしも親友も、この犬はあまりも強くて、絶対に死なないんじゃないかな、と馬鹿げた事を言っていた。不思議と哀しくない。電話の向こうの彼女も、落ち着いているように思えた。
今から会いにいく。