no title

karuki10132005-10-04

さっきまでリョーコが私の家に居た。
父の作ったカレーを食べにきたのである。
その経緯は…いつも通りなので…省く。


さて、私のブログをよく読んでくださっている方ならお分かりのように、
彼女は一番私と一緒に居て、一番対極に居て、一番影響力のある友人である。
小・中・高と学校が同じで、かれこれ9年登下校を共にしている。
しかし、密接はしていても、深いところでは適度に距離を保っていて、
普通に口喧嘩もすれば殴りあうこともある。
なんでもかんでもわかりきっているので、
ついつい言葉を使わずに意思疎通をしてしまい、
それで通ることも多いのだが、上手くいかないときもある。
お互いに、邪魔だーとかキライだーとか思うことはあっても、
3日以上連絡を取り合わないことはなかった。
しかし、高校卒業後、
私は大学進学・彼女は観光系専門学校という事で、
とうとう進路が分かれることになる。
その後のことがまったく予想できなくて恐ろしい。
別に、彼女が居なくてもやっていける気はするのだが、
前述の通り、殆ど毎日顔を合わせていたから、
どうなるものなのか見当もつかない。
日ごろ、失うことや変わることを恐れている私だが、
彼女との別れが一番辛いかもしれない。
家が近いので、何だかんだ言って会っていそうな気もするが…。


うわ、変に長い話になった。





最近の生物の時間が(受験科目ではないし)つまらないので、
ノートにつらつらと落書きを重ねている。
こんな事は小学生の頃より続けているのだが、
今日はその落書きの中の妄想に、
私自身が巻き込まれそうになってやばかった。
一瞬まわりの音が何も聞こえなくなって、
脳内に流していたロック歌手の声だけが短くリピートされて、
紙の上にある世界だけしか見えなくなったのだ。
気まぐれに引いた、意味を持たないはずであった線も、
妙になにかを訴えかけてきて、ひどく気味が悪い。
数分間で収まったのだが、かなり変な体験だった。
なんだ。なんだったんだこれは。
ううむ、白昼夢と湿気による不快感が起こしたものだと思うけど…。
私の妄想は、私が考えているよりも、強くなってしまったらしい。
のっとられないようにしよう。