days

karuki10132007-05-26

六時起床。電話でKを起こす。七時までぼおっとして、今度は脇に寝ている二人を。朝が強い女は何かと重宝がられます。
どうしても落ち着かなくて、先輩のところへ行き相手をしてもらう。緊張してるのを隠しても無駄だから、少し甘えてほぐしてもらって。だいぶ手のかかる後輩だと自分でも思う。構ってくれるのは、多分あたしが尽くそうとしているのを解ってくれているから。
そのお陰で、メンバーに対しては強く居られた。彼女は「吐きそう」と言って青ざめていたけれど、あたしが平気そうなのを見て若干安心したようだった。


……成功と言ってええんとちゃうかなあ?


少なくともあたし自身は楽しかった。陶酔していた。視界は開けていたし、冗談を言う余裕もあった。
Kにも褒められた。でも泣きそうにはならなかった。彼の言葉だけは、素直に受け止めることができた。
良かった。
何かは報われた。
……でも何故だろう?気が沈むのは。打ち上げが終わって、どうしても暗い気分になったから、連れを待たずに独りで帰ろうとした。当然追い掛けてきて怒られて。さっきまで元気にはしゃいでたやん、どうしたん?と問われる。よく解らないんだから特に返せる言葉はなくて、目が勝手に泳いで。「とりあえずお疲れ」と頭を叩かれた瞬間、一気に溢れ出した。ああ、そうか、張り続けていたんだな、この一ヶ月。本当の意味で荷がおりたのはこの時だった。いつもながらに泣いてティッシュを差し出されて、あーあーマスカラ落ちてるよーとか言われて笑われて。ほんのひとときだけの安息を彼にもらうことができた。


ひとつ、終わってしまったんだな。